クリニカルラダーに沿った教育
クリニカルラダーシステム
当院の研修システムは、「自律、自己決定、責務と協働」をキーワードとして、新卒のラダーⅠからラダーⅤ、ジェネラリストコース、管理者コースのラダーで構成されています。
クリニカルラダーを用いた能力の開発
ラダー段階に応じた院内研修プログラムを組むことにより、より高いラダーを目指すための学習を効率的に行うことができます。自己のラダー段階を自己評価し、個々の課題を明らかにすることにも繋がり、自己のラダー到達を目指して学習計画を立てることができます。
評価の方法
毎年、年度初めに「チャレンジシート」を作成します。それをもとに、看護管理者と面接を実施し、適切な自己評価になっているか、自己能力向上に繋がる学習計画になっているかをその面接を通し調整していきます。
看護部クリニカルラダー
看護部年間教育計画
キャリアアップ
キャリアアップ 資格取得者
- 日本認知症ケア学会認定認知症ケア専門士 1名
- 日本糖尿病学会認定糖尿病療養指導士 6名
- ACLS 1名
- BLS 1名
- 内視鏡技師 3名
- 日本アロマセラピー学会認定看護師 6名
- 訪問看護師e-ラーニング研修修了者 4名
- 主任ケアマネジャー
看護部現任教育の目標
看護職としてふさわしい知識・技術・態度の向上をはかると共に個々の人間成長がはかれるよう支援する。
研修方法
2021年度より e-ラーニング を導入しました。
コロナ禍で集合研修が難しい状況ですが、学習の機会をできるだけ確保し、看護職員1人1人のスキルアップを図り、患者様・利用者様へのより良いケア、また、働きやすい職場創りに役立てていきたいと思います。
- 院内研修:教育委員会主催
- 全体研修:すべての看護職員に共通して必要な看護実践能力としての知識・技術・態度について学ぶ
- 段階別研修:クリニカルラダーに沿った研修内容を必須自己選択
- 新人研修:プリセプタ―により育成支援 基礎看護技術研修
- 看護助手研修:看護助手業務が安全に提供できるように実践能力を高める
- パート職員研修
- その他
- 院外研修
- 日本看護協会及び千葉県看護協会主催
- 国保直診協会看護部会主催
- 各種学会・研究会
- その他(市での研修助成事業によるもの等)
- 2021年度の全体研修
- 「聴く力」
- 「認知症看護シリーズ」
病気と治療について
動画をとおして認知症患者に対するアセスメント、コミュニケーションを学ぶ
認知症患者に対する物理的環境調整
認知症患者の回復を促進する援助技術
事例で考える認知症に特有な倫理的課題と意思決定支援 - 「看護補助者研修」
- 段階別研修
ラダ― 内容 担当など ラダーⅠ ・新人オリエンテーション 教育委員会 ・看護部、各部署の概要及び見学(併設施設の見学も含む) 教育委員会 ・看護倫理について 教育委員会 ・個人情報保護法について ・医療安全対策について 各部署にて ・感染予防対策について ・接遇について 看護協会 ・看護記録について 看護協会 ・災害時対応について ・基礎技術研修 教育委員会 ・IVH挿入介助と輸液管理と注射方法心電図のとり方、読み方とモニター管理 教育委員会 ・救急急変時の観察のポイント ・心肺蘇生 ・人工呼吸器装着患者の看護 ・危篤から死亡時の対応およびエンジェルケアと諸手続き ・フォローアップ ・3ヶ月、6ヶ月、1年の振り返り ・新人研修チェックリスト項目に沿った技術実践 ・フレッシュセミナー ・新人看護職員看護技術研修 ・看護過程の展開 ・薬剤管理 ラダ―Ⅱ
2年目・3年目~・研修チェックリスト項目の実践充実 各部署にて ・輝け2年目 看護協会 ・看護倫理について事例検討 ・看護過程にそった看護実践 ・危険予知トレーニング ・メンバーシップ研修 ・リーダーシップ研修 ・プリセプタ―研修(看護協会) ・コミュニケーション技術 ・プライマリーナースの役割 ・リスク感性を磨く ラダ―Ⅲ ・リーダーシップ研修(看護協会) 看護協会 ・入院時から始める退院支援 教育委員会 ラダ―Ⅳ ・看護研究 看護協会 ・医療安全管理 ・リーダーシップ研修 教育委員会 ラダ―Ⅴ ・地域医療連携と看護 看護協会 ・退院支援の実践(グループワーク) ・リーダーシップ研修 教育委員会 看護助手研修 ・看護助手業務について
・看護助手業務に必要な技術研修
・移動、移送、清潔援助、感染予防知識、検体の取り扱い方など - 全員職員対象の選択研修や看護協会での研修
栄養管理・感染対策・安全対策・スキンケアとトラブル防止・診療報酬について・メンタルヘルス・フィジカルアセスメント