院内フロア図
事業管理者挨拶
- 「医療連携」と「チーム医療」を合言葉に
-
当院は、昭和33年国民健康保険を基盤として、住民福祉の向上と国保事業の円滑な運営に資することを目的に開設され、以来、地域住民の命と健康を守り、地域の中核病院としての役割を果たしてきました。平成24年4月1日からは、経営の効率化と自主性の確保を図ることを目的に地方公営企業法の一部適用から全部適用へ移行しました。
今日の医療は、少子高齢化の進展や医療ニーズの多様化などにより地域医療の果たすべき役割はますます重要になっております。
こうした中で、市民病院では、急性期医療の充実を図るとともに、高齢化への対応策として在宅医療の重要性を認識し、訪問看護や訪問リハビリなどの充実を図ってきました。
今後は、全部適用のメリットを最大限に活用しながら医療環境の変化や地域の医療ニーズに併せた医療サービスの提供に努めるとともに、より信頼される病院となるよう「医療連携」と「チーム医療」を合言葉に、職員一丸となって病院運営に取り組んでまいります。
病院長挨拶
-
-
当院は、昭和33年に八日市場市国民健康保険直営病院として、一般病床 20床、伝染病床20床の計40床で開院しました。昭和59年には157床まで増床しましたが、医療従事者不足のため現在は99床で運営しています。病院建物は築50年を過ぎ、老朽化がすすんでいますが、現在、多くの方々のご協力をいただき、建て替え準備が進行中です。
当院は開院以来、「地域包括医療・ケア」の実践を目指して、地域に密着した医療を心がけてきました。人口減少、少子高齢化がすすむ中で、中小病院の存続は難しくなってきていますが、地域が存続するためには地域の病院の存在は欠かすことができません。これからも、住み慣れた地域で安心して生活できるように、当院は住民の方々に寄り添い、多職種で連携、協力して地域における保険、医療、介護、福祉の中心的役割を果たしてまいります。
引き続き、ご支援ご指導をよろしくお願い申し上げます。
-
理念・基本方針
- 患者さん、ご家族と職員が一体となった質の高いチーム医療を目指します。
- 常に自己研鑽に努め、適正な医療を提供します。
- 他の医療機関との密接な連携のもとに、皆さんが安心できる地域医療に努めます。
病院概要
名称 | 国保匝瑳市民病院 (こくほそうさしみんびょういん) |
---|---|
開設年月日 | 昭和33年11月1日 |
開設者 | 匝瑳市長 |
管理者 | 病院事業管理者 菊地 紀夫 |
所在地 | 〒289-2144 千葉県匝瑳市八日市場イ 1304 |
電話 | 0479-72-1525 |
FAX | 0479-72-2926 |
標榜科目 | 内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、外科、消化器外科、整形外科、リハビリテーション科、泌尿器科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、放射線科 |
病床数 | 99床 ( 一般病床84床 地域包括ケア病床15床 ) |
許可・指定事項 |
【基本診療科】 【食事治療費】 糖尿病合併症管理料 がん性疼痛緩和指導管理料 糖尿病透析予防指導管理料 夜間休日救急搬送医学管理料 外来リハビリテーション診療料 ニコチン依存症管理料 がん治療連携指導料 薬剤管理指導料 別添1の「第14の2」の1の(1)に規定する在宅療養支援病院 在宅時医学総合管理料又は特定施設入居時等医学総合管理料 在宅がん医療総合診察料 検体検査管理加算(Ⅱ) 時間内歩行試験及びシャトルウォーキングテスト CT撮影及びMRI撮影 外来化学療法加算2 無菌製剤処理料 脳血管疾患等リハビリテーション科(Ⅱ)/初期加算 廃用症候群リハビリテーション科(Ⅱ)/初期加算 運動器リハビリテーション科(Ⅰ)/初期加算 呼吸器リハビリテーション科(Ⅰ)/初期加算 ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6に掲げる手術 胃瘻造設術/胃瘻造設時嚥下機能評価加算 輸血管理料Ⅱ 輸血適正使用加算 人工肛門・人工膀胱造設術処置加算 酸素の購入価格 |
経営比較分析表
匝瑳市民病院の経営比較分析表を公表します。
沿革
昭和33年11月 | 八日市場市国民健康保険直営病院として開設。 診療科目は内科、外科、小児科、理学診療科。一般病床20床、伝染病床20床の計40床 |
---|---|
昭和34年07月 | 基準給食承認 |
昭和35年01月 | 増改築工事完了。一般病床36床、結核病床20床を増床し、計96床となる。 |
昭和38年01月 | 未熟児室増築。一般病床10床を増床し、計106床となる。 |
昭和38年05月 | 基準寝具承認 |
昭和42年04月 | 地方公営企業法一部適用 |
昭和46年06月 | 一般病床88床、結核病床12床、伝染病床20床の計120床に増床。 |
昭和47年08月 | 伝染病床20床廃止。 |
昭和48年03月 | 本館2階建てが完成。皮膚科を開設 |
昭和53年06月 | 結核病床12床を廃止し、一般病床2を増床、計90床となる。 |
昭和55年01月 | 消化器科を開設。 |
昭和56年01月 | 増改築工事の設計委託 |
昭和56年04月 | 基準看護(Ⅰ類)承認 |
昭和56年10月 | 基準看護(特Ⅰ類)承認 |
昭和57年04月 | 増改築工事着手 |
昭和59年02月 | 新病院増改築工事が完了。第1病棟54床、第2病棟55床、第3病棟48床の計157床となる。 |
昭和59年04月 | 公募により「国保八日市場市立病院」に名称変更。産婦人科、整形外科を開設。 |
昭和63年07月 | 循環器科を開設。 |
平成02年07月 | 増改築工事着手。 |
平成03年04月 | 麻酔科を開設 |
平成03年08月 | 増改築工事が完了 |
平成03年08月 | 眼科、耳鼻咽喉科開設。 |
平成04年04月 | 「総合病院」の名称使用の承認を得る。在宅介護支援センター併設。 |
平成04年08月 | 公募により「国保八日市場市民総合病院」に名称変更 |
平成06年10月 | 新看護体制施設基準(2.5対1A)承認。 |
平成07年03月 | 小児科・泌尿器科外来棟改修工事完成。 |
平成07年04月 | 泌尿器科開設 |
平成10年04月 | 呼吸器科、脳神経外科開設。訪問看護ステーション「つばきの里」併設。 |
平成12年04月 | 居宅介護支援事業所「ゆず」、「つばき」、ヘルパーステーション「ひだまり」併設。 |
平成12年06月 | 医薬分業全診療科実施。 |
平成16年04月 | 匝瑳市介護老人保健施設「そうさぬくもりの郷」併設 |
平成18年01月 | 八日市場市、野栄町合併により「国保匝瑳市民病院」に名称変更。 |
平成18年03月 | 居宅介護支援事業所「ゆず」閉鎖(「つばき」へ統合) |
平成18年10月 | 新看護体制施設基準(10対1)承認 |
平成22年03月 | ヘルパーステーション「ひだまり」閉鎖 |
平成24年04月 | 地方公営企業法全部適用へ移行 |
平成28年02月 | 許可病床を47床削減し、一般病床を110床 |
平成30年07月 | 一般病床96床 地域包括ケア病床14床 計110床 |
平成31年02月 | 許可病床を11床削減し、一般病床85床 地域包括ケア病床14床 計99床 |
令和03年08月 | 一般病床84床 地域包括ケア病床15床 計99床 |
診療実績
年度 | 入院患者数 | 外来患者数 | 救急搬送 年間 件数 |
手術 年間 件数 |
平均 在院 日数 |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|
年間 延患者数(人) |
1日 平均患者数 |
年間 延患者数(人) |
1日 平均患者数 |
||||
平成28年度 | 22,976 | 63 | 73,383 | 302 | 383 | 150 | 17.0 |
平成29年度 | 21,933 | 60 | 73,203 | 300 | 412 | 201 | 16.4 |
平成30年度 | 21,221 | 58 | 73,000 | 312 | 432 | 166 | 17.0 |
令和元年度 | 22,782 | 62 | 73,038 | 307 | 393 | 197 | 17.8 |
令和02年度 | 20,650 | 56 | 64,740 | 266 | 404 | 132 | 17.6 |